[立野窯日記]2010年12月

中野純ウェブサイトは、LinkIconhttp://www.junnakano.com/へ移転しました。
このtatenogama.comのアドレスはアーカイブとして当面残してあるものです。

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2010/12/31(金) 今年一年、どうもありがとうございました。



今年もとうとう今日で最後となりましたねー。早いもんです。

この日記もまたまた日が空いてしまいました(笑)。
みなさまおひさしぶりでございます。

最近わかったのですが
個展先では会場にいる以外はすることがないので
(割と)こまめに日記更新ができたりするのですが
工房に戻ると制作にまつわる作業はいくらでもいくらでも湧いて出るので(笑)
ついついパソコンに向かうのは後回しになってしまいます。

ま、100%言い訳ですが(笑)。


あと、個展が2回続いて体調が持つかどうか心配だったのですが
かえって個展期間中の方が体調が回復するんですよね。
自分で笑ってしまう新発見でした(笑)。

というのも、個展期間中はお店が空いている時間以外はすることがないので
睡眠もきちんととれるし(朝も10時過ぎに出勤すればいいだけなので寝坊できる)
なんだかんだご馳走になる機会も多くて栄養摂取もばっちり。

ひるがえって工房に帰ると作業がいくらでもあるので
睡眠を削って制作に没頭することになって
抵抗力が落ちてまず喉をやられて風邪をひいてしまうことに。

今回も、喉がイガイガしてヤバいなーと思っていたところに
神戸展が始まって体調回復。

神戸展が終わってまた制作に戻って睡眠が減り、
喉がイガイガして咳も出始めて風邪の予兆が出てきたところで
岡山展になって、またまたなんとか本格的に風邪になる前に踏みとどまりました。

つまり、個展がある方が風邪をひかない!
これぞ名付けて「個展療法!」

…いやそんなに個展が続いたら精神的に持ちませんが(苦笑)。

まあ普段からきちんとコンディションに気をつけながら
制作しろっていうだけの話ですね(笑)。




さて。

12月は映画「ハーブアンドドロシー」を観たり
(すごく感動しました。本当は日記に書こうと思っていたんですがその時間がなく…。
 でもお勧めです!地道に制作に打ち込んでいる人間にはとても励まされる映画です!)
松山奈良京都の弾丸ツアーに行ったり
森美術館で小谷元彦「幽体の知覚」展を観たり
母が演奏家として参加している、「プレゼンテーション」という現代作曲家の集まりの
新作演奏会を聴きに行ったり
工房で何組かお客さんがあったり雑誌取材があったり
バタバタしているうちにあっという間に過ぎていきました。ふぅ〜。

もちろん、制作の方も
来年に向けての制作の構想を練りつつ試験制作をしたり
釉薬の新しい調合を試したり。

まあそんなこんなであっという間の12月なのでした。



一年を振り返ると、
今年は東京(六月)、神戸(十月)、岡山(十一月)にて
個展をさせていただいたわけですが
新しい試みとしてそれぞれにコンセプトを立てての作品制作と個展展開に取り組み、
その中でたくさんの発見や収穫がありまして、
新たな手応えを感じられる充実した一年となりました。

これもみなさまに応援してくださっていればこそ。
ただただ感謝感謝の一言です。

本当にどうもありがとうございました。
来年も皆様の応援のお気持ちに応えられるよう、
一心に制作に取り組む所存です。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!!!


ではでは、みなさまもどうぞよいお年をお迎えください!

年末年始は冷えそうですので、風邪などひかれませんようどうぞご自愛を!

睡眠はたっぷり摂りましょう!

あとビタミンC!



では!


2010年12月31日  中野 純拝




2010/12/14(火) 「新春の室内楽」。


母が出演いたします室内楽の会が
ちょうど一ヶ月後、来年1月14日(金)にルーテル市ヶ谷センターにて開催されます。
LinkIconMUSICのページにも同様の内容をご紹介しています)


新春の室内楽 The chamber music of the new year 2011

20110114omote.jpg20110114ura.jpg
※画像をクリックすると拡大表示します。

日時・会場
2011年1月14日(金)ルーテル市ヶ谷センター 午後7時開演(6時30分開場)


曲目
クラーク プレリュード・アレグロとパストラール     (Cl・Va)
ルーセル ロンサールの二つの詩             (S・Fl)
バルトーク コントラスツ                (Vl・Cl・Pf)
エマニュエル ソナタ                  (Cl・Fl・Pf)
ラヴェル 「シェエラザード」より まどわしの笛     (S・Pf)
ドヴォルザーク 「ジプシーの歌」より 母の教え給いし歌 ( 〃 )
        オペラ「ルサルカ」より 月に寄する歌 ( 〃 )
モーツァルト フルート四重奏曲 ニ長調 K.285       (Fl・Vl・Va・Vc)


●キャスト
前田 地香子 (ソプラノ)
糸井 正博  (フルート)
二宮 和子  (クラリネット)
石井 志都子 (ヴァイオリン)
田中 あや  (ヴィオラ)
勝田 聰一  (チェロ)
中野 洋子  (ピアノ)


チケット
全自由席 4000円


前売・お問い合わせ
チケットご希望、お問い合わせはメールフォームより、
「お問い合わせ内容」欄にその旨ご記入の上ご連絡ください。
折り返しこちらからご連絡いたします。
LinkIcon購入ご希望・お問い合わせ


※携帯電話不通問題は今朝起きたら直っていました。
 いったいなんだったんだろう…
 まあ直ったといってもアンテナが1本か2本立ったり立たなかったりですけれどもね。
 昨日日記をご覧になった方、お騒がせいたしました。


2010/12/12(月) 帰宅。


東京→松山→奈良→京都→東京の0泊4日の弾丸ツアーから
無事帰ってまいりました。

10日の早朝に到着した松山では、まず友人の4人展に顔を出し、
それから、仲良くさせていただいている笹山準一さんという砥部の作家さんに
一日アテンドしてもらって
バス車内に忘れたiphoneを松山空港まで一緒に取りに行ってもらったり
(13時間の夜行バスで、さすがに意識が朦朧として置き忘れました(苦笑))
笹山家でお昼をご馳走になったり
道後温泉に入ったり知り合いのギャラリーに顔を出したり
夜は個展中の友人と合流して陶芸家6人でやんやの宴会をして
また夜行バスで梅田に向かいました。
なんという盛りだくさんの一日!

11日は朝5時半に梅田に落とされたので
サウナでさっぱりして仮眠をとってから昼前に奈良へ。
奈良国立博物館で、念願の坂本コレクションを見てきました。
ついでに興福寺の東金堂と国宝館も見て、半日奈良でゆっくり。
夕方、京都に移動して中高の学年縦断の同窓会に顔を出して
夜、2355発の夜行バスで一路東京へ。

今朝はディズニーランド前に8時半頃落とされて
森美術館や新美術館で開催中のゴッホ展を観ようかとも思ったのですが
さすがに朦朧としてきちんと感じられなさそうだったので
それは諦めて工房に帰ってきました。


実質二日とは思えないくらい盛りだくさんで、
友人との再会もあり、新しい出会いもあり、美しいものも見て、
体力は使い果たしたけどそれ以上のものをもらいました。
やっぱり動くことは大事だな。

そうそう、コクーンなかなか悪くなかったですよ。背中の疲れは少なかったです。
ただ足は窮屈で、背が高い人には向かないかなー。



2010/12/08(水) 松山・京都弾丸ツアー!


松山と京都で用事があって、明日の夜から0泊4日で
東京→松山→京都→東京と3夜連続、夜行バスの旅に出掛けてきます。

それにしても0泊4日って…(苦笑)。


神戸展、岡山展のためにずっと後回しにしていた約束のほか、
いろいろな打ち合わせが重なって、今月はやけに忙しいんですよね。
もちろんなにより大切な制作の時間も確保しないといけないですし。

それで、一日でも日にちを節約したくって
夜に移動を済ませられる夜行バスで行くことにしました。
こうすれば松山でも京都でも丸一日使える上に
夜出発の一日目と、朝到着の四日目は日中別のことに使えて、
実質二日で済みますからね。

友人に話すとみんな「それはさすがに止めた方がいいんじゃないの」とか
「せめて向こうで一泊すれば」とか、あきれつつ(笑)心配してくれるんですが
中野純、弾丸ツアーやってみます。
40を前にしてやることじゃないかもしれないですが(苦笑)。

でもね、最近の長距離バスはなかなか快適だそうですよ。
行きの[東京→松山]間は独立3列シートのワイド仕様、
帰りの[京都→東京]間はなんとそれを上回る独立2列シート!
しかもこちらはコクーンシートと言って、今年のグッドデザイン賞受賞だそうです。
ネットでの噂を読むとけっこう狭くて賛否両論のようですが。
まあアトラクション気分で楽しんできます。けっこう楽しみ。



2010/12/02(木) 長柄にて。


岡山展終了後、日記の更新がしばらく空きました。
ご心配くださってメールをくださったみなさま、どうもありがとうございます。

個展後、備前の友人のところを回ってから、
神戸に寄っていつも応援してくださっている方にお疲れさま会をしていただいたり、
京都で念願の泉屋博古館で青銅器コレクションを観たり
ぶらり途中下車の旅をしつつ、11/22に長柄に戻ってきました。

今年は6月、10月、11月と個展が続き、
自分でも思っていた以上に心身に疲れがたまっていたようで
長柄に戻ってからそれが一気に出てきたもので
ここ10日ほどはじっと静かにして回復につとめていました。
個展が終わると、気持ち的にもエアポケットのようなところに
ストンと入ってしまうんですよね。
ふだんは個展1回分のポケットなのですが
今回は2回分一度に来たので、けっこう復活するのが大変でした。

まあそうしている間も
天満屋さんに納める桐箱の準備をしたりお礼状の準備をしたり
用事で東京に出掛けたりお客さんをお迎えしたり
なんだかんだとこなさなければならない用事はあったのですが。


そんなわけで、いろいろ書きたいことは頭に浮かんでいるのですが
その元気がまだなかなか湧いてきません。
ボチボチと更新していきますので、
またたま〜にでいいので(笑)覗きに来てください。



とりいそぎ、告知事項としては
岡山展においでいただいたみなさまへのお礼状、遅くなりましたが明日やっと発送いたします。
お手元に届くのは4日(土)か、もしくは6日(月)くらいになると思います。

それで、お礼状にも書いたのですが
天満屋さんには再来年の秋にまた会期をいただきました。
こうして回を重ねる中で、岡山にも少しずつ根付いていけたらなーと思っています。
今回も、前回来てくださった方がまたお出掛けくださってお会いできたことが
とてもとてもうれしく、ぼくの心の中で力になっています。

たぶん2年なんてあっという間です(笑)。
その時までに、また一歩でも二歩でも前に進んだ作品をお見せできるように
今後も弛まず制作に打ち込みたいと思っています。
なので、どうぞ2年後を楽しみにお待ちいただけたらうれしいです。
今後ともあたたかな応援のほど、よろしくお願い申し上げます!



それから、個展の時にうっかり記入用紙を置いておくのを忘れたのですが
メールアドレスをいただいた方に不定期メルマガ「立野窯通信」をお送りしています。
各地での個展の案内などをお知らせするものです。
もしご希望ありましたら、どうぞお気軽にCONTACTフォームよりお知らせください。
もちろん今回の個展のご感想などもありましたらぜひ。




それからそれから、話は変わりますが
来年6月の松屋さんでの個展日程が決まりました。
2011年6月8日(水)〜14日(火)です。
場所も来年は美術画廊に移ることになりました。
ちょっと奥まった場所になるので、入りづらくなるかもしれませんが
展示スペースとしては増えるので、制作意欲がフツフツとまた湧いてきます!
どんな風に展示できるかも楽しみです。
東京のみなさまもどうぞお楽しみにー!



今年も早いもので、残すところあとひと月ですね。
これから冬本番、寒さも増してくると思いますので
風邪などひかれませんよう、どうぞくれぐれもご自愛ください!


ではでは。

(ふ〜、やっと更新できた(笑))


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