中野 純
photo/Shugo Ushio
1972年、物理学者の父とピアニストの母の間に千葉県にて生まれる。
1996年に東京大学文学部社会学科を卒業。
大学1年の時に陶芸に出会い、出会ったその日にこれを生涯の仕事にすると心に決める。
在学中に小さな電気窯をもち、陶芸制作を開始。
卒業後の3年半は、集英社にて雑誌編集の仕事に携わり、
写真家の立木義浩氏をはじめ様々な出会いに恵まれる。
(初個展より10年間にわたって個展DM写真は立木氏が撮影し続けている)
2000年より集英社を離れ作陶に専念。同年5月の松屋銀座本店での初個展を皮切りに、
名古屋、神戸、岡山、広島、金沢と、徐々に発表の場を広げている。
アトリエは当初東京都練馬区立野町にあったが、
2006年末に千葉県長生郡長柄町に移転。
緑に囲まれた静かな環境の中で制作に打ち込んでいる。
自分の納得できる制作ペースに合わせ、年に2,3度に限って個展を開催。
作品
photo/Shugo Ushio
蹴り轆轤による昔ながらの成形と、天然灰釉にこだわって作品制作をしている。
緩急をつけて回る蹴り轆轤から作り出される柔らかなフォルムと、
松灰、楢灰、藍灰、竹灰、藁灰、茶灰、椿灰、蕎麦灰等
それぞれ灰独特の色合いを引き出すように水簸、調合して作る
天然灰釉ならではの品のある優しい色合いには定評があり、
さらに元来持っているモダンな造形センスと相まって、独自の作品世界を展開している。
団体に所属せず独行独歩の作家活動ながら、
東京や名古屋等で定期的に開催している新作展では、
常に次回を待ちかねる熱心なファンも多い。
食器や花器、茶器などのほか、オブジェや陶像も手がけている。
個展歴
(2012.5.31.現在のデータです)
2000年 |
松屋銀座にて第1回個展(5月)
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2001年 |
松屋銀座にて第2回個展(6月) 吉祥寺にて個展(12月)
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2002年 |
松屋銀座にて第3回個展(6月) 名古屋松坂屋にて第1回個展(11月)
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2003年 |
松屋銀座にて第4回個展(6月) 名古屋松坂屋にて第2回個展(9月)
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2004年 |
松屋銀座にて第5回個展(6月) 名古屋松坂屋にて第3回個展(10月)
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2005年 |
松屋銀座にて第6回個展(6月) 名古屋松坂屋にて第4回個展(10月)
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2006年 |
神戸大丸にて第1回個展(3月) 松屋銀座にて第7回個展(6月)
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2007年 |
松屋銀座にて第8回個展(6月) 名古屋松坂屋にて第5回個展(10月)
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2008年 |
松屋銀座にて第9回個展(6月) 神戸大丸にて第2回個展(9月)
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2009年 |
岡山天満屋にて第1回個展(1月) 松屋銀座にて第10回個展(7月)
名古屋松坂屋にて第6回個展(10月)
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2010年 |
松屋銀座にて第11回個展(6月) 神戸大丸にて第3回個展( 10月)
岡山天満屋にて第2回個展(11月)
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2011年 |
松屋銀座にて第12回個展個展(6月) 名古屋松坂屋にて第7回個展(10月)
金沢香林坊大和にて第1回個展(12月)
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2012年 |
広島福屋にて第1回個展(1月)
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